着物を着ると肩がこるのは?
体も心もゆるませる心地良い着付け

カテゴリー 着付け・着こなし, 着物生活


 
昔、日本舞踊(芸者)をしていて、

その頃は、苦しいくらいに衿元を詰めて、

衣紋をたっぷり抜くという着方をしていました。

 

着物を着るときは、紐を締めるたびに、

襦袢のうしろをひいて衣紋を抜き、衿元を詰めるのです。

そうすると、踊ったり動きまわったりしても、衿元が崩れません。

 

ですが今、同じ着方をすると、死ぬほど肩がこります。

当時は肩がこるなんてことは、まったくなかったのに。

 

「なんでだろう」と疑問に思っていましたが、

その理由がちょっとわかったのが「ゆる体操」を提唱しているニドさんという方の本。

「ゆる体操」で気持ちよーくキレイになる -「大和撫子のからだづくり」 (講談社の実用BOOK)

(絶版のようで中古でしか手に入りません。)

 

着物を着ること自体が筋トレ

肩がこるということは、余計な力が入っているからで、

それは体幹(インナーマッスル)の衰えや、無理な着方をしているのが原因。

 

ニドさんの本には、

・体の中心軸を整え、その他はゆるゆるに力を抜く

・体全体をゆるめると、インナーマッスルが鍛えられる、

・それには着物を着ることが効果的

とあります。

 

着物を着ると、背縫いが自然にセンターの存在を感じさせてくれ、
背骨がまっすぐに伸び、
衿から左右対称に肩が落ちて、ゆるんで、自然となで肩になる
肩の筋肉ではなく、中心軸から左右対称につりさげられた「てるてる坊主」状態、これが理想的なゆるのカラダ。

 

考えてみると、日本舞踊は、まさに体幹を鍛え、体の余計な力を抜くものだった気がします。

肩甲骨がくっつくくらいに肩を開いて落とし、

膝をいっぱい曲げて腰を入れるのですが、

そうすると、ものすごく体幹と足腰が鍛えられる一方で、

首から肩・腕にかけては、ゆるっと脱力し、ほっそり華奢な雰囲気になるような気がします。

 

 

本には、補正を使わないで心地良く着る「ゆるゆる着付け」の方法も載っていました。

体をモゾモゾゆるゆるさせながら着ていく様子がおもしろいです。

呼吸も大事とのことで、まるでヨガのようです。

「ゆる体操」で気持ちよーくキレイになる -「大和撫子のからだづくり」 (講談社の実用BOOK)

 

肩がこるのは、着方や筋力の衰えだけではなく、

着物の“着不足”にも原因があったのかも。

 

洋服の方がラクだけど、ラクだから体もなまってしまう。

ヨガや筋トレのつもりで、もっと着物を着るようにしよう!

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