八掛の色選びをこだわる!
無難な色合わせと、攻めの色合わせ
『女経』京マチ子さん

着物を仕立てる際、八掛選びって意外と難しいですよね。

八掛は着ている本人にはあまり見えませんが、

袖口や後ろ姿から覗く衽の八掛は、他人からはけっこう目につくので、

色選びは失敗したくないもの。

八掛の色ひとつで、野暮にもモダンにもなるので、決してあなどれません。

今回は八掛選びの一般的なルールと、八掛の色合わせが参考になる映画、
そして最近私が悩んだ八掛選びの例をご紹介します♪

八掛け選びの一般ルール

フォーマルな着物の場合は共色の八掛にするのが基本ですが、

カジュアルな着物は、どんな色の八掛を選んでもOK。

基本的には、表地と近い色(同系色や類似色)か、表地と反対色(補色)の八掛を合わせるのが常套手段です。

呉服屋さんのお話では、今の傾向としては表地と近い色の八掛をつけるのが主流とのこと。

一度その八掛をつけたら、次に仕立て直すまで取り替えることはできませんから、

表地と調和し、全体のコーディネートを邪魔しない無難な色を選んでおいた方が、

着まわしが制限されなくて安心ですね。

八掛の色合わせがオシャレな映画

「いつも無難な八掛ではつまらない」というときに参考になるのが、

映画『女経』(1960年)に収録されている「恋を忘れた女」。

着物の八掛

京マチ子さんの着物姿がモダンでとてもオシャレ!

黒地の着物に薄いレモン色の八掛を合わせ、ショールの黄色とリンクさせています。

また、かんざしと草履は赤、着物とバッグは黒で合わせ、なかなか計算されたコーディネートです。

イラストには描けませんでしたが、羽織には「月」や「雪」の文字が、大きくゆったりとした書体で描かれています。

1960年の映画にもかかわらず、現代の銀座や六本木でも堂々と歩けるくらい洗練されていてビックリ!

着物に流行はないって本当ですね!

実例:黄色の着物に何色の八掛を合わせる?

最近、私が八掛選びに悩んだのがこちらの着物。

着物の八掛

母から譲り受けた黄色の琉球花織で、超絶お気に入りです。

もともとこのような茶色の八掛がついていたのですが、だいぶ擦り切れていたので、洗い張りして、八掛を取り替えることにしました。

シミュレーションその1 表地と近い同系色

着物の八掛

爽やかな雰囲気で、着回しがききそうです。

春に着たい感じ♪

無難な選択ですが、間違いありません!

シミュレーションその2 トーンの違う同系色(茶)

着物の八掛

着物と同系色でも、濃い色の八掛けを合わせると、ちょっと重たくなりますね。

秋冬にはよさそうですが、個人的には古く感じます。

シミュレーションその3 反対色の柄八掛

着物の八掛

無地の反対色(青)は論外だったのですが、このような柄物だと、粋でオシャレですね!

半幅帯と下駄で、さっぱり着こなしたいです。

おばあちゃんになったら、こういうのをゆるっと着て、下町をお散歩したいな~♪

最初に仕立てるときは無難な八掛にして、次に仕立て直すときは攻めの八掛にするのもいいかもしれませんね♪

↓八掛を安くお求めになりたい方はこちらのお店がオススメです。

私もよく利用しています。

「訳あり」とありますが、特に問題なく使っています。

物によるかもしれませんので、気になる方は問い合わせてみてください。

お仕立てもお安いです。水曜日は胴裏が無料ですって♪

私はがんばって自分で縫います!

目標は来春まで! あるいは来秋。。

八掛は悩んだ末に、単衣にするかも(^^;)

↓最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます(^_^)
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