着物を着てても目立たない
目指すは脇役の女!
『京都人の密かな愉しみ』中越典子さん

昨年までNHK BSプレミアムで放送されていた『京都人の密かな愉しみ』。
2ndシーズンとしてBlue 修行中も放送されましたが、着物好きならやはり1ndシーズンですね。

今でも作中の空気感が恋しくなるほど、京都の穏やかな美しさと物悲しさが、みごとに映像と音楽で表現されていました。

優れたテレビ番組に与えられる「ATP賞テレビグランプリ」を受賞していましたね。

作品の世界観をつくりだす立役者となったのが、主人公の常盤貴子さん。

kyotojin
(公式サイトより)

老舗和菓子屋の若女将という役柄だけあって、四季折々に合った、控えめながら上等そうな着物を品よくお召しになって、それが作品の雰囲気に本当に合っていました。

U-NEXTの無料トライアルで『京都人の密かな愉しみ』がご覧になれます。

毎回、常盤貴子さんの着物姿にうっとりして見ていましたが、このシリーズを通して私がもっとも印象に残っているのが、夏「怪談編」にゲスト出演された中越典子さん。

京都人の密かな愉しみ

ネタバレになってしまうので詳しい説明は避けますが、小料理屋の女将で、素性のつかめない何やら訳ありの女性という役どころ。

雨の中、「ついといでやす」と言って、男性を自分の店へといざなうシーンが大好き!
女の私でもついて行きたくなります。

1回のみの出演で、登場シーンもそれほど多くなく、着物もよく見えなかったんですけど、なぜかすごく惹かれました。

石田衣良さんの『眠れぬ真珠』  という小説の中に出てくるセリフで、こんな話があります。

女は、ダイヤモンドの女と真珠の女の二種類にわかれる。光を外側に放つのがダイヤモンドの女で、内側に引きこむのが真珠の女。ダイヤモンドの女がもつゴージャスな魅力は誰にでもわかるけど、真珠の女のよさは気づく人にしか気づかれない、といった話。

眠れぬ真珠 (新潮文庫) [ 石田衣良 ]

このドラマでいえば、常盤貴子さんはダイヤモンドの女、中越典子さんは真珠の女、といえるかもしれません。

中越典子さんは、主役より脇役が多い女優さんですが、まさに内側に引き込む魅力があるように思います。
木村多江さんなんかもそんな女優さんですよね。
そしてお二人とも着物がとても似合います。

脇役の女性と着物は相性がいいのかもしれません。

洋服が主流の今は、着物を着ているだけで目立ってしまいますが、着物を着ているのに全く目立たないくらい、着物が体にしみ込んだ脇役の女になりたい、そして気づく人にだけ気づかれて、強烈にこちらに引き込みたい、なんて思ったり、、、

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