樹木希林さんの着物
KIMONO姫は若い子だけのものじゃない!

カテゴリー アンティーク着物, 着物のコーディネート

 

樹木希林さんの訃報が伝えられましたね。

いまだに病気のことも、亡くなったことも、冗談に思えて実感がわきません。

今にも妖怪姿でのっそり現れてきそうです。

 

樹木希林さんというと、私の中では女優さんというよりアーティストに近いイメージがあります。

ふつうの人とは違う世界を見ているようで、別次元で演技をされ、

勝手な想像ですが、おそらく生きにくさもあったのではないかと思います。

 

ファッションにおいても、人とは違う格好をされていましたね。

作中や授賞式で、着物にブーツを合わせて、カッコよく着こなしている姿を何度か拝見しました。

 

まるでKIMONO姫の大人版みたいな樹木希林さんの着物コーデ

樹木希林授賞式

 

おはしょりなしの短めな着付けに、ブーツとエナメルの黒バッグ。

赤い半衿とだらりと流れる半幅の帯結びが、絶妙にカッコよく、ボブのグレイヘアもステキ!

 

これは授賞式のときの衣装ですが、格の高い正統派な着物ではなく、

若い女の子がしそうな、個性的な着こなしを、シニア世代の希林さんがされて、しかもそれがすっごく似合っていてカッコいいって、すさまじく憧れます。

希林さんみたいにKIMONO姫スタイルがさらっと着こなせるシニアになりたいものです。

いっきに黒無地の着物が欲しくなりました。

 

映画で印象的だったのは、浦山桐郎監督の『夢千代物語』(1985年)

希林さんは地方(じかた)の年増芸者を演じていらっしゃいました。

 

樹木希林着物

ここでもやっぱりブーツ。

片身代わりのような着物に、虎色のショール。

襦袢の色も効いていますね。

出演されている他の女優さんたちと明らかに1人だけ違うテイストなので、

ご自身でコーディネートされているのではないかという気がします。

 

いろんな色をこれだけ上手くまとめられるなんて、とてもセンスがいいのでしょうね。

 

樹木希林着物

とっても楽しそうな希林さん♪

 

 

 

あと、『下妻物語』のおばあちゃん役も好きです。

海賊のような黒い眼帯をして、飛んでるハエをサッとつかまえるシーンがすごく好き。

言葉ではなく、独特な間合いや雰囲気で笑わせてくれて、おかしみの中に人間の深みも表現できる、唯一無二の女優さんでした。

 

たくさんのステキな作品とユーモアをありがとうございました。

また映画の中に会いに行きます。

 

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