本当に着たい着物を
着こなすために
岸恵子さん、白洲正子さん

前回の記事で書きましたが、

↓『悪魔の手毬唄』で岸恵子さんが着ていたはんてん。

これと似た雰囲気の羽織物を、『細雪』の中でも岸恵子さんが着ていたのを思い出しました。

いずれも市川崑監督の作品ですね。

引っ越しのため、倉の中で器などを整理をしているところ。

こちらは絹の紬のようです。

衿の形は道中着のようですが、袖は袂がなく鉄砲袖(ドルマンスリーブみたいな形)になっています。

こういう羽織物って、何ていうのでしょうか。

これもはんてん?作務衣?

生地が上等そうなので、道中着のようにも見えますけど、道中着を着て家の片づけはしませんよね。

いずれにしても、こういう羽織物を着て、家事をしたり庭仕事をしたり、家の前の履き掃除をしたり、ちょっと一服して本を読んだり、一日の仕事が片付いたあとに、大好きな縫い物をしたり、、、

そんな暮らしがしてみたいです。

すごく好きな色柄だけど、外に着ていくにはちょっとレトロすぎて恥ずかしい紬の着物を、ドルマン道中着に仕立て直して、それを家で着るのです。

着物を毎日着るのは面倒臭いと思ってしまいますが、羽織物なら毎日着れますし、自分の好きな色柄の着物地なら、すごく気分も上がりそう♪

妄想と夢と、反物ばかりがたまっていく~~~

そういえば前に、松屋銀座だったか白洲正子さんの着物の展示を見に行ったのですが、

白洲正子さんは、書き物をしていて、どうもいいものが書けないというときに、羽織を変えて、再び書き始める、

という話が展示の説明に書いてありました。

いいものが書けないのは、着ている羽織がよくないからだと。

カッコいい!

人に見せるためのオシャレではなく、自分のためにするオシャレとも違う、

着物のチカラを身にまとう、という感じでしょうか。

着物を見る眼は超一流の白洲正子さん。

その着物のセンスは、凡人の私には理解できない部分が多々あったのですが、

白洲正子さんの言葉は、含蓄に富み、唸りたくなるものばかりでした。

どんな豪華な衣装もぴったり身について

ふだん着のように見えればしめたもの

そういうことを「着こなし」というのです

白洲正子著『きもの美』

深イイ~~~~ですね!

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